のどかなる~Tierra Santa

フラメンコギタリストいわねさとしが願う、世界中の人々の平穏な日々

第523回 深刻な分断状況 ピーチ航空の一件を考える

現在、日本国民の多くは分断された状況にあると、あたしは心配しています。

政府の行ったコロナ対策、ソーシャル・ディスタンスによって離れたものは、人と人の物理的距離ではなく、精神的距離と感じています。

 

 

4つの分断

コロナ騒動が茶番劇であることに気付いている人と、未だに気付いていない人の分断だけならば、真実を広めていくことで分断は解消されるかもしれません。

ところが、少なくとも4つに分断されていると、あたしは感じています。

 

1.コロナを怖れ、感染対策バッチリ派

政府やマスコミの言うことを全て受け止め、完璧な感染対策を行っている人たちです。少し嫌味を混ぜて言うと、もっとも優等生ということになりましょうか。

ここに属する人たちは、他の派をけしからんと感じているかもしれません。

 

2.コロナは恐れるけれど、感染対策ゆるゆる派

暑い夏、模範通りに感染対策を行うことはできずに、気の緩んでいる人たちとも言えます。鼻出しマスク、顎マスク、消毒の非徹底などが見られます。

ここに属する人たちは、マスコミが報道するほどコロナを危険だとは感じていません。PCR検査の陽性者数と実際の健康被害に関係が無いことに気付いているかもしれません。

 

3.コロナは茶番!でも、みんなに合わせる派

コロナ騒動が茶番劇であることはわかっているものの、周囲への配慮として、なんとなく感染対策をしている人たちです。

ここに属する人たちは、真実を重要視しているものの、強硬な姿勢はとりません。柔和な姿勢で社会全体を見られるかもしれません。

 

4.コロナは完全に茶番!こっちに合わせろ派

正確な情報を得て、適切な判断を行っている自信が強過ぎるため、多数派の行っている感染対策を本心からバカバカしく感じている人たちです。

真実を重要視する気持ちがあまりにも強いため、社会から完全に孤立してしまっています。

 

あたしはもちろん4でした。

しかし、このままではいけないと、ここ最近強く思いはじめました。

 

 

ピーチ航空の騒動

マスク着用を求められた乗客が着用を拒んだため、目的地ではない空港に緊急着陸して飛行機が大幅に遅れた事件でした。

 

偏向報道

マスコミ報道は、かなり偏っている疑いがあります。

「マスク着用を拒んだ乗客が大声をあげて、飛行機内の秩序を維持できなくなったため」などと報道されていますが、飛行機を下ろされた乗客の男性は、自らのツイッターにて真相を公表しています。

この男性のツイッター投稿によれば、「マスクを着用する科学的根拠が無い」ことを主張したとのこと。そして、「マスコミ報道では、その発言箇所だけが編集によって切られていた」とのことです。

 

科学的根拠無し

「マスクを着用する科学的根拠が無い」という発言を考えると、この男性はコロナ騒動が茶番劇であることを見抜いていると考えて良いでしょう。

 

・新型コロナの有毒性は証明されていない

・無症状者が感染を拡大することが証明されていない

 

これでは、何のためにマスクを着用しなければならないのか、全くもって不可解です。この男性が語っているように、マスクを着用する科学的根拠は無いのです。

 

他の乗客の心理状態

しかしながら、他の多くの乗客たちは新型コロナを不安に感じており、感染対策を行うことで安心できると考えているでしょう。もしその中に、マスク非着用の乗客がいたら・・・?もし自分の隣の人がマスク非着用だったら?

 

これは恐怖を感じることなのかもしれません。

 

 

男性の対応

この男性の対応は、科学的には決して間違っていません。正確な情報や適切な判断を行うことのできない多数派、航空会社、マスコミ各社などが間違っていることは明らかです。

 

しかし、密閉されている空間において、周囲と行動を合わせないことはどうでしょうか?何も注意されなかったのならマスク非着用でも良いと思いますが、注意されて途中の空港に臨時着陸されるのはどうでしょうか?

 

この男性が飛行機を降ろされた時、多くの人は拍手を送ったと書かれていました。これではまるで社会全体の敵です。科学的に正しいことを強硬な姿勢で主張すれば良いとは断言できないと思います。

 

これこそが、あたしが心配している分断です。

 

 

最善の対応とは・・・?

非科学的な感染対策としてのマスク着用を求められた場合、あたしならば次のようにします。

 

まずはこの男性と同様に、新型コロナの危険性や伝搬性が証明されていないこと、マスク着用に科学的根拠が無いことを、飛行機搭乗員や周囲の乗客に説明します。

その上で、理解が求められなければ(おそらく無理)、周囲への配慮としてマスクを着用すると宣言します。

 

そして、調和を乱したことを謝罪し、その代わりに「コロナ騒動は、全国民に対してワクチン接種を行うための茶番である、という真実を知って下さい」とお願いします。

 

これでも異分子として嫌われる可能性は高いですが、少なくともこの男性に比較すれば、激しい分断状況は回避できたのではないでしょうか?

 

せっかく真実を知っていても、多くの人に広めて団結しないことには、世の中は変わりません。また、黙って周囲に合わせるだけでは、やはり何も変わりません。

 

周囲に合わせる気持ちを持ちつつも、真実を伝えることこそ、もっとも大切なことではないでしょうか?

 

これは、あたしが渋谷で学んだことです(笑)。

この一件だけでも、渋谷のイベントに出続けた甲斐がありました。