本のレビューが続きますが、読んだ本の全ては書いてないですよ(笑)?最近、FBを半放置して、本ばかり読んでたので(^^)/
キリが無いので、本のレビューはそろそろ終わりかな。っていうか、新たな本を読んでも、発見が少なくなるので気力が続きません。
実際、明智憲三郎氏が、「まともな研究がなされているのは、100冊の中の1冊程度」と言っていましたが、その通りなのかもしれません。
今回は、こちらからです。
光秀の定理 垣根涼介著
正直言って、タイトルと内容が全く合ってません。「定理」を辞書で調べると、「公理・定義だけから論理的に導き出せる(一般的)命題」だそうですが、歴史小説でした。
そして、やはり明智軍記を元に書かれています。うーん、やっぱりそうなっちゃうんですよね。小説なら明智軍記を元にしてもいいじゃないか・・・いや、その通りなんですが。
できれば、真実に近いと思われるものの歴史小説を読んでみたいです。まだ書かれていないと思うので、作家さんたちに期待しています(^^)/
もう一冊。
ここまでわかった!明智光秀の謎
この本は、様々な歴史家の書いたコラム的なものを抜粋して集めたものです。明智憲三郎氏の書いたページも混ざってますが、本全体としては、やはり明智軍記を参考にしている記事が多く、あまり参考になりませんでした。
しかし、この本は非常に評価出来て、処分する気にはなりません。
っというのも、巻末に、「惟任退治記」の原文・現代語訳を掲載してあるんです。
専門書って高価だし、あたしみたいな一般人には敷居が高いですからね。大感謝ですよ(^^)/