いつもコロナ関係のことばかりをお話ししてきましたので、今回は少し離れた視点から、予防接種全体について自身の経験を交えながらお話ししていきます。
かなりの独断と偏見ですので(笑)、参考にするかどうかは全て自己責任でお願いします。
インフルエンザによる平均死亡年齢
このデータ、探そうと思っても見付かりませんでした。何故こんな、ごく普通のデータが見付からないのか、非常に疑問を感じます。あたしの検索が悪いのかもしれませんが、作為の匂いを感じます(笑)。
厚生労働省のサイトには非常に多くのデータが溢れており、一般人が必要なデータを見付けることは困難なのかもしれません。
いろいろ探してやっと見つけたショボいデータはこちらです。
人口動態統計とやらを調べても、どのページにこれがあるのかわからないのです。実に困ったことで・・・。
とりあえず、これを元にして、前々回同様に「死亡平均年齢」を手計算で求めていこうと思います。前々回の計算方法に関しては、こちらをご覧下さい。
計算方法
95-99歳は97歳として、90-94歳は92歳として計算します。85-89歳、80-84歳なども同様です。問題は100歳以上ですね。男性は12名しかいないので、102歳として計算しました。女性は75名もいるので、104歳として計算しました(若干低めの設定かと思います)。
各年齢層に人数を掛けたものを足していき、男性総数1677人、女性総数1648人で割れば、インフルエンザによる死亡平均年齢を出すことができます。
この計算で導き出された、インフルエンザによる死亡平均年齢は次の通りです。
男性 81.56歳
女性 86.59歳
要するに、インフルエンザによる死亡年齢は、平均寿命とほぼ同じということです。
今回計算に用いた死者の中には、予防接種を受けている人も受けていない人も含まれています。ハッキリ言ってしまえば、インフルエンザであろうとなかろうと、予防接種を受けていようといまいと、亡くなる年齢に大差は無いと言うことです。
トドメの一撃を加えるのならば、高齢者や基礎疾患のある人以外の健常者にとって、インフルエンザワクチンの予防接種自体に全く意味が無いと言えましょう。
自身の経験
あたしが子供の頃、インフルエンザの予防接種は学校で強制的に行われていました。いつの間にか、強制ではなく任意に変わっていました。
大人になった後、予防接種を受けたことは一度もありません。
こんなあたしがインフルエンザにかかったのは、1度か2度です。
1度目は、激しい悪寒と高熱に襲われ、「もしや・・・」と思って病院で調べたら、インフルエンザと診断されたので、タミフルを処方してもらって治しました。
2度目は、いろいろな知識を得ていたので、病院に行かずに寝て治しました。インフルエンザという診断を受けていませんので、回数に数えて良いやら?
タミフルを処方してもらっても、5日間は外出を控えるように言われました。実際、2日くらいで熱が下がっても、その後に熱が上がったりもしたので、外出しようもなかったです。
自力で治した時は数日間高熱が続きましたが、あまり気にしませんでした(笑)。熱が上がるのは、体が外敵と戦っている証なので、これを下げてはいけないと判断したからです。5・6日後に通常の状態に戻りましたので、医者に行く必要は無いと感じます。
タミフル必要?
タミフルの消費量は、日本がダントツでナンバーワンです。世界中のタミフルの75%が日本で消費されています。第二位がアメリカの20%とのこと。
日本人がインフルエンザに特別に弱いという事実でもありますか?
たったこれだけでも、タミフルは必要の無いものであることがわかります。
問題なのは、「インフルエンザの季節だから病院に行って、予防接種しなきゃ・・・」「インフルエンザになったら、医者で処置してもらわなくちゃ」という世論が作り出されていることなのです。利権絡みと言えば、多くの人はわかるのではないでしょうか?
受けておけば、罹患しても軽くて済む?
この言葉に負けて、予防接種を受けてしまう人が多いように思います。
ハッキリ言いますが、そんなデータはありません。というか、比較できない話なので、あり得ないのです。
仮にあたしのように予防接種を全く受けない人がいたとして・・・
ある年のインフルエンザは重く、ある年のインフルエンザは軽く感じるかもしれません。そう、年によって症状は違いますし、免疫や体調次第で、感じられる重さは違うはずです。
また、運悪く・・・予防接種を受けた後に罹患したとして、
予防接種を受けなかった場合と、どのように比較することができるでしょうか?
現実は1つしかないのですから、「受けておけば、軽くて済む」という論法は、どのように考えても成立しません。
もし本気でそう考えいるのならば、メディアや本による専門知識を得たことによって、気付かないうちに洗脳されています。
集団予防接種の嘘
現代の日本人は個々の判断力が低く、なんでも周囲と合わせて安心しようと考える人が多いです。職場などにおいて、周囲の大半が予防接種を受けるのならば、自分も受けなくてはならない、という具合に流されてしまう人も多いでしょう。
自分が受けていないことでインフルエンザになり、他人に移してしまう心配をするのは日本人の美徳ですが、正しい判断力があれば、そんな考えは必要無いことがわかるでしょう。
周囲の人たちが罹患を嫌がって予防接種を受けたのならば、話はそれで終わり!・・・で良いではありませんか?あなたとは関係の無いことです。
もし、予防接種を受けた人が誰かから移される心配をするのなら、予防接種の効果を信じているとは言えませんから、最初から予防接種など受けなければ良いではありませんか?
病院事情
ここで話してきたようなことを理解していないお医者さんがいたとしたら、確実にやぶ医者です。しかし、実際にそんなことはありません。医師たちはしっかりとした知識を持った上で、予防接種を行っているはずです。
ここには、大きなパラドックスがあるのです。
必要の無い予防接種とわかっていても、患者がそれを望んだら、医師はどうすべきでしょうか?
もちろん、予防接種に限った話ではありません。
放置しておいても治る病とわかっていて、患者が薬の処方を望んだら、医師はどうすべきでしょうか?
これは、患者の方にも責任があります。
予防接種をしてくれない、薬を処方してくれない・・・などの不満を溜め込んで、他の病院に行かれてしまうと、せっかく正しい判断を下しても病院経営が立ち行かなくなってしまう可能性があります。
個人経営の病院であれば、「仕方なく予防接種を行って経営を安定させる」という考えを持ったとしても、あたしはその病院を責める気にはなれません。
このような問題に正面から取り組んでいる病院も、少数ながらあります。
ツイッターで情報収集中に見付けた、こちらの病院でも紹介しておきましょうか。って、お近くの方しか行けませんけど(笑)。
このようなHPを出している病院は、かなり信頼できると思います。
以上、新型コロナには関係の無い話でしたが、ワクチンに対する基本的な考え方として、ここに残しておきます。